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記録請求後の取引先情報登録機能
従来は事前に取引先登録していなかった場合は、記録請求の手順の中で各項目を入力しても、記録請求後、改めて取引先登録の画面を開き直して再度各項目を入力する必要がありました。
本機能により、記録請求時に入力した内容を生かして取引先情報登録をすることができるようになります。 |
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一括記録請求の明細確認機能
「一括記録請求仮登録確認」画面等に「詳細」ボタンを配置し、押すと別ウインドウが開き内容を確認できます。 |
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一括記録請求の取引時限チェック機能
一括請求において当日付の請求が含まれる場合は、でんさいネット側の受付時刻が15:00を超えるとエラーとなりますが、従来は操作時にはわからず、後ほどエラーが通知されていました。
本機能では、一括記録請求に当日請求が含まれている場合は、14:00以降、15:00以前までは注意喚起のメッセージが画面上に出力され、15:00を超えた場合はエラーとなり、操作続行が不可能となります。 |
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日付入力項目のカレンダー機能
「電子記録年月日」、「支払期日」等の日付入力が必要な項目で、カレンダーボタンを設置し、カレンダー上の日付をクリックすることで自動的に日付が入力できます。 |
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取引一回当たり限度額管理機能
マスターユーザが、承認権限を持つユーザの一回の取引で取扱可能な上限金額を設定することができます。 |
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同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能
担当者と承認者の役割分担を明確にするため、また、複数のユーザの確認を必須とするために、仮登録と承認を同一ユーザが行えなくする機能です。
本機能は、マスターユーザが使用/不使用を選択できます。 |
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複数発生記録請求(画面入力)機能
発生記録メニュー画面から、複数債権の仮登録情報を入力し、一度に大量の発生記録請求ができます。1度の仮作成で最大500件作成が可能です。
本機能を利用するには、マスターユーザによる利用設定が必要です。
本機能を利用しない場合は従来と同様に1件ずつ「仮登録」して「承認」を行います。両方を同時に選択することはできません。 |
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発生予約中債権の譲渡予約の制限機能
従来は、発生予約中の債権についても譲渡予約を可能としていましたが、今後は不可となります。発生日以降に譲渡記録請求を行わなければなりません。 |
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取引先情報のファイル登録機能
取引先情報のファイル登録ができます。これにより大量の取引先を一度に登録することができます。
取引先情報のファイル取得ができます。これにより複数金融機関とでんさい契約がある場合、取引先情報を共有することができます。 |
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取引先情報のグループ管理機能
事前に取引先グループを作成し、作成したグループに取引先情報を登録することで、記録請求の仮登録の際に、グループを呼び出して記録請求を利用することが可能となります。また、取引先情報に、登録債権金額の設定が可能となります。
登録可能なグループ件数は最大20件。1グループに所属可能な取引先情報は、500件。複数のグループに、同一の取引先を所属させることが可能です。 |
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口座の存在確認機能
従来は、請求先(取引相手先)の情報を直接入力する場面では、請求先の利用者番号の入力が必須でしたが、口座情報(金融機関コード、支店コード、口座種別、口座番号)を入力して、「仮登録」ボタンを押すと、口座情報をでんさいネットに照会して、該当する利用者番号を補完します。
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